会 告
第13回 日本血液代替物学会年次大会
- 会 期:平成18年8月24日(木)、25日(金)
- 会 場:慶應義塾大学医学部 北里講堂(北里記念医学図書館2階)
- 大会長:末松 誠(慶應義塾大学医学部教授 医化学教室)
大会長の挨拶
平素より、日本血液代替物学会に対しまして、趣旨をご理解頂き、ひとかたならぬご協力を頂いておりますことを心より深く感謝申し上げます。
このたび、日本血液代替物学会年次大会を開催するはこびとなりました。第13回目を迎える本会では、産学協同の特性を活かしたプログラムを鋭意企画いたしました。
まず、官共同の第1に実用化が間近に迫った人工酸素運搬体の担体等にも用いられるリポソームをベースにした製剤研究の現況、第2にアルブミンや抗体などの蛋白製剤の開発研究の現況にスポットをあてシンポジウムを企画いたしました。
また低体温療法の先導的研究者である日本大学の林 成之教授に特別講演をいただき、救急蘇生学における輸液管理等のあるべき姿についてのご講演をお願いいたしました。
さらに実用化研究の色彩の濃い本学会ならではの企画として、基礎研究の新たな地平を模索する目的で血球機能や蛋白質機能の基盤研究成果を軸にした演題も広く受け付けさせて頂きます。
一般会員のみならず、学会賛助会員各社にもご発表を頂くことで、産学協同の闊達な交流を期待しております。
多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。
第13回日本血液代替物学会年次大会
大会長 末松 誠
(慶應義塾大学医学部教授 医化学教室)
お知らせとお願い
参加者の方へ
- 〈開場及び受付開始〉
- 開場、及び受付開始時間は8月24日(木)12:30~、8月25日(金)8:45~です。
- 〈参加登録〉
-
参加費は10,000円(懇親会費を含む)です。
ネームカードをお渡ししますので、所属・氏名を各自でご記入の上、ご着用下さい。
会期中、会場へご入場の際には必ずネームカードをご着用下さい。
- 〈参加登録申込要領〉
-
第13回日本血液代替物学会年次大会への参加は、事前に参加登録が可能です。学会ホームページから参加登録をした上で、登録料を所定の銀行口座へお振込下さい(下記参照)。当日の受付は混雑することがありますので、事前にご登録ならびに登録料をお振込み下さいますようお願い申し上げます。
※事前にお振込みいただいた方は、当日、振込証明書を持参して下さい。
- 〈参加登録料振込先〉
-
・口座名: 第13回日本血液代替物学会年次大会事務局
財団法人国際医学情報センター柳下俊江
ダイジュウサンカイニホンケツエキダイタイブツガッカイ
ネンジタイカイジムキョク
ザイダンホウジンコクサイイガクジョウホウセンター
ヤナギシタトシエ・銀行名: 三井住友銀行 麹町支店 ・口座番号: 普通預金 8808435
- 〈年会費及び新入会受付〉
-
日本血液代替物学会に未入会の方は、総合受付で入会手続きをおとりください。
年会費は正会員10,000円、購読会員6,000円、学生会員5,000円です。
- 〈抄録集〉
- 抄録集は会員全員に事前送付しています。又当日は受付にて 1 部1,500円で販売いたします。
- 〈懇親会〉
- 参加者相互の親睦を図るため、8月25日(金)午後5時40分よりレストラン オアシス(慶應義塾大学病院 新棟11階)において懇親会を開催します。参加費は無料ですので、ぜひご参加下さい。
演題発表される方へ
- 第13回日本血液代替物学会年次大会では、発表はすべて液晶プロジェクターで行います。ご了承下さい。
-
- 1)事務局にて発表用のパソコン(Windows XP)を用意しておりますが、原則として各自パソコンをお持ち下さい。
パソコン持ち込みの方も発表データ(USBもしくはCD-Rのいずれか)をお持ちの方も、発表の1時間前までに受付へいらっしゃって、試写を行ってください。 - 2)発表時間はシンポジウムが25分(発表20分、質疑応答5分)、一般演題が15分(発表12分、質疑応答3分)です。
- 1)事務局にて発表用のパソコン(Windows XP)を用意しておりますが、原則として各自パソコンをお持ち下さい。
各種会議日程
- 会期中の会議
-
-
理 事 会
日 時 8月24日(木) 11:00~12:00
会 場 慶應義塾大学医学部 北里記念医学図書館2階 第1会議室 -
評議員会
日 時 8月24日(木) 12:00~13:00
会 場 慶應義塾大学医学部 北里記念医学図書館2階 北里講堂 -
総 会
日 時 8月24日(木) 19:10~
会 場 慶應義塾大学医学部 北里記念医学図書館2階 北里講堂
-
理 事 会
連絡先
- 大会事務局
-
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
慶應義塾大学医学部医化学教室
第13回 日本血液代替物学会年次大会
事務局長 合田亘人 - 運営事務局
-
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-20-4
(株)アロフト 内
第13回 日本血液代替物学会年次大会運営事務局
担当 藤井律子
アドレス blood-sub-2006@aloft-inc.com
TEL 03-5784-3414
FAX 03-5459-3439
日程表
-
平成18年8月24日(木)
11:00~12:00 理事会 12:00~13:00 評議員会 13:00~13:20 開会の辞 13:20~15:50 シンポジウムI
リポソームを基盤とした人工血液製剤開発の現状
座長:高折 益彦 酒井 宏水
演者:川口 章 Amy G. Tsai 酒井 宏水 松田 晃彦
堀之内 宏久 中城 圭介16:05~18:20 一般演題I
座長:小松 晃之 藤島 清太郎18:20~19:10 会長講演
座長:土田 英俊
演者:小林 紘一19:10~ 総会 19:40~ 編集会議(第一会議室) 平成18年8月25日(金)
09:00~11:55 シンポジウムII
血漿蛋白製剤の現状と展望
座長:半田 誠 堀之内 宏久
演者:川口 敦弘 安楽 誠 小松 晃之 中川 晶人
Amy G. Tsai 武岡 真司 黒澤 良和12:05~12:55 ランチョンセミナー
座長:梶村 眞弓
演者:Ryon M. Bateman13:00~13:50 大会長講演
座長:武岡 真司
演者:末松 誠13:50~16:05 一般演題II
座長:足立 健 塚田 孝祐16:20~17:20 特別講演
座長:末松 誠
演者:林 成之17:20~ 閉会の辞 17:40~ 学会懇親会 病院11階レストラン「オアシス」 -
平成18年8月24日(木)
13:00~13:20 開会の辞 13:20~15:50 シンポジウムI (座長:高折 益彦,東宝塚さとう病院 名誉院長 酒井 宏水,早稲田大学理工学総合研究センター)リポソームを基盤とした人工血液製剤開発の現状-
13:201-1「 Liposome-Encapsulated Hemoglobin (Trm645) Protects Cerebral Ischemia and Reperfusion Injury in Primates: Effects of Oxygen Affinity and Dose-Response Relationship 」(川口 章,東海大学医学部)
-
13:451-2「Optimization of Microvascular Function By Hb-Based Oxygen Carries: Impact on Hb Concentration in Resuscitation」(Amy G. Tsai,University of California, San Diego and La Jolla Bioengineering Institute)
-
14:101-3「ヘモグロビン小胞体の配位子反応」(酒井 宏水,早稲田大学理工学総合研究センター酸素輸液プロジェクト)
-
14:351-4「ヒトヘモグロビン小胞体(OXY-0301)の治験薬GMP製造への取り組み」(松田 晃彦,株式会社オキシジェニクス研究開発本部京都研究所)
-
15:001-5「ヘモグロビン小胞体(HbV)の臨床応用へ向けた開発研究」(堀之内 宏久,慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
-
15:251-6「Pichia pastorisによる遺伝子組換えヘモグロビンの発現と精製」(中城 圭介,ニプロ株式会社医薬品研究所)
16:05~18:20 一般演題I (座長:小松 晃之,早稲田大学理工学総合研究センター
藤島 清太郎,慶應義塾大学医学部)-
16:051 「ミオグロビンの酸素運搬分子への変換:新しい酸素運搬物質の創製」(根矢 三郎,千葉大学大学院薬学研究院)
-
16:202 「In Vitroにおけるヘモグロビン小胞体の造血前駆細胞への影響」(藤原 満博,北海道赤十字血液センター)
-
16:353 「ラット摘出灌流心の虚血再灌流障害に対するアルブミン - ヘムrHSA-FecycPの保護効果」(鈴木佐緒里,ニプロ株式会社医薬品研究所)
-
16:504 「ヘモグロビン小胞体(HbV)が免疫系に及ぼす影響」(高橋 大輔,北海道赤十字血液センター)
-
17:055 「HbVによる輸液蘇生:肺への影響」(杖下 隆哉,日本医科大学附属病院麻酔科学教室)
-
17:206 「ヘモグロビン小胞体の脳梗塞における有効性に関する基礎的検討」(小松 弘嗣,株式会社オキシジェニクス研究開発本部)
-
17:357 「Liposome-Encapsulated Hemoglobin (TRM645) as A Substitute for Transfusion -Retrospective Simulation of Clinical Application-」(川口 章,東海大学医学部)
-
17:508 「Beagle犬を用いた50%脱血ショックにおけるHb小胞体の蘇生効果および酸素運搬能の評価」(池田 達彦,慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
-
18:059 「人工赤血球(ヘモグロビン小胞体)を用いたビーグル犬人工心肺モデルにおける頚動脈血流量、脳酸素代謝量の検討」(保土田健太郎,慶應義塾大学医学部心臓血管外科)
18:20~19:10 会長講演(座長:土田 英俊,早稲田大学理工学部 名誉教授)血液代替物の開発 - 夢の実現に向って -(演者:小林 紘一,慶應義塾大学医学部 教授)平成18年8月25日(金)
09:00~11:55 シンポジウムII 血漿蛋白製剤の現状と展望(座長:半田 誠,慶應義塾大学医学部 堀之内 宏久,慶應義塾大学医学部)-
09:002-1 「遺伝子組換え型人血清アルブミン製剤(GB-1057)と血漿由来人血清アルブミン製剤との生物学的同等性比較試験」(川口 敦弘,三菱ウェルファーマ株式会社開発本部臨床研究部)
-
09:252-2 「ヒト血清アルブミンの安定性に及ぼす各種添加剤の影響」(安楽 誠,熊本大学大学院医学薬学研究部)
-
9:502-3 「遺伝子組換えアルブミン - プロトヘム錯体からなる新しい酸素輸送ヘム蛋白質の創製」(小松 晃之,早稲田大学理工学総合研究センター)
-
10:152-4 「ポリ(エチレングリコール)修飾アルブミンーヘムの酸素結合能と新しい特徴」(中川 晶人,早稲田大学理工学総合研究センター)
-
10:402-5 「Beyond The Transfusion Trigger with PEG-Albumin」(Amy G. Tsai,University of California, San Diego and La Jolla Bioengineering Institute)
-
11:052-6 「アルブミン重合体を用いた血小板代替物の展開」(武岡 真司,早稲田大学理工学術院応用化学科)
-
11:302-7「感染症及び癌治療用ヒト抗体開発」(黒澤 良和,藤田保健衛生大学・総合医科学研究所)
12:05~12:55 ランチョンセミナー (座長:梶村 眞弓,慶應義塾大学医学部)「Shedding Some Light on the Pathophysiology of Sepsis Using Optical Imaging and Gene Expression」(演者:Ryon M. Bateman,Department of Medicine, University of British Columbia)13:00~13:50 大会長講演 (座長:武岡 真司,早稲田大学理工学術院 教授)「ガス分子による生体制御機構の探索と医学応用」(演者:末松 誠,慶應義塾大学医学部 教授)13:50~16:05 一般演題II (座長:足立 健,慶應義塾大学医学部 塚田 孝祐,慶應義塾大学医学部)-
13:501 「Liposome-Encapsulated Hemoglobin (Trm645) Does Not Interfere with The Immune Response to Bacterial Enterotoxins in Mice Reconstituted with Human Immune System」(川口 章,東海大学医学部)
-
14:052 「マウスにおけるヘモグロビン小胞体構成脂質の体内動態解析」(田口 和明,熊本大学大学院医学薬学研究部)
-
14:203 「持続性大量出血に対する人工血液輸血後のサイトカインの推移と臓器障害について」(野上 弥志郎,防衛医科大学校外科学第2講座)
-
14:354 「S-ニトロソ化アルブミンの調製と評価」(廣山 秀一,熊本大学大学院医学薬学研究部薬物動態制御学分野)
-
14:505 「大量出血時のリポソーム内包型人工赤血球投与が加齢生体に及ぼす影響とその対策について」(木下 学,防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門)
-
15:056 「ラット摘出潅流心臓での虚血-再潅流障害に対するヘモグロビン小胞体の保護効果 - 第2報」(山岸 正,防衛医科大学校内科1講座)
-
15:207 「Liposome-Encapsulated Hemoglobin (Trm645) Improves Energy Metabolism in Skeletal Muscle Ischemia and Reperfusion as Shown on Nuclear Magnetic Resonance」(川口 章,東海大学医学部)
-
15:358 「ドデカペプチド結合リン脂質小胞体の内包物放出特性と止血能増幅効果」(岡村 陽介,早稲田大学大学院理工学研究科)
-
15:509 「人工酸素運搬体ヘモグロビン小胞体による固形腫瘍の酸素化」(泉 陽太郎,慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
16:20~17:20 特別講演 (座長:末松 誠,慶應義塾大学医学部 教授)「血液と細胞の遺伝子対話で人間の心と知能を取り戻す脳低温療法の新展開」(演者:林 成之,日本大学大学院総合科学研究科 教授)17:20~ 閉会の辞 -
プログラム
研究発表者への注意
- 予稿原稿に関すること
-
演題募集の内容は、下記のとおりです。
- 一般演題
- シンポジウム1「リポソームを基盤とした人工血液製剤開発の現状」
- シンポジウム2「血漿蛋白製剤の現状と展望」 ※シンポジウムは、一部公募です。
演題募集は締め切りました。
- 参加登録
-
参加登録は締め切りました。